広島県華僑華人総会主催 西日本教育研究会共催 第3回中日文化講演会
後援 中国在大阪総領事館教育室
公益財団法人広島平和文化センター
広島大学大学院社会科学研究科マネジメント専攻
漢字の構造と中国の伝統文化
漢字は中国文化の至宝であり、時空を超えて漢民族の悠久な歴史を記録し、中国五千年の文明を伝えた。そして、日本語、朝鮮語の文字にも大きな影響を与えた。中国語を記録する書き言葉として、漢字は表意性があり、また、漢字の構造から見れば、明らかに古代の思想、文化の影響が見られ、文化の要素が充満している。
今回の講演は、文化の視点から、漢字の甲骨文、金文、篆書の字形に隠されている中国の伝統文化情報を分析したいと思う。講演内容は下記の3つの部分からなる。
一、漢字の性質、起源、字形と意味の関係、構造の特徴、及び理論根拠を簡単に紹介する。
二、漢字の甲骨文、金文、篆書の字形に隠されている古代人の衣食住、交通、民族、礼儀などの中華伝統文化情報について分析し説明する。
三、現在における中国古典名作の間違った読み方と解釈について考え、漢字の字形と意味との関係、及び文化特徴を理解することは、古典名作を正確に理解し、素晴しい伝統文化を広げるために、重要な意味がある。
師 大連大学 李 索(リ サク)教授
1954年8月、中国河北省石家庄市生まれ
中国四川大学漢語言文字学博士
大連大学文学院院長・教授、漢語言文字学学科長
遼寧省大学教育模範教師
中国教育部第一回「中国大学公開講座」講師
中国国家社会科学基金同行評議専門家
教育部学位と院生教育評価専門家
遼寧省哲学社会科学政府賞審査委員
中国修辞学会理事
遼寧省語言学会副会長
開催日:2014年5月31日(土)
開催時間:15:30-17:00(受付は15:00より)
場所:広島大学東千田キャンパス共用講義室 (広島市中区東千田町1-1-89)
お問い合わせ:電話番号082-542―7083 (盧 濤研究室)
申込:申込不要
料金:無料
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